資産価値とマンションブランドの関係って?          

マンションの購入では、いつか売却する時の資産価値が気になるものです。近年では「ブランド」が資産価値を大きく左右する場合もあります。どのようなマンションブランドであれば資産価値があるのか、その関係を見ていきましょう。

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ブランドマンションとは

ブランドマンションとは、信頼性や知名度の高い大手の不動産会社が分譲するマンションの中でも特に良質なシリーズを指します。野村不動産の「PROUD」や三井不動産の「パークマンション」は積極的にマスメディアの広告を展開しているので、知っている人も多いのではないでしょうか。

ブランドマンションは普通のマンションよりもワンランク上の水準を設けています。さらにブランドならではの明確なコンセプトを打ち出して他社との差別化を図っているのです。概ね評判は良く、ブランドによっては強気の価格設定でも完売するほど人気があります。

もっともすべての不動産会社が必ずしもブランドを前面に押し出しているわけではありません。住友不動産では「グランドヒルズ」というブランドを展開していますが、広告では認知度が高い企業名の方を強調しています。三井不動産のように企業名とブランドの両方を前面に押し出しているところもあります。ただし選ぶ側にとっては企業名よりもブランドの方がマンションのコンセプトをイメージしやすいようです。

ブランドマンションは人気が高いため、名の知れたブランドほど資産価値は下がらないと考えられています。今後のマンション選びにおいても参考になるでしょう。

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ブランドマンションと普通のマンションの違い     

マンションを購入する時にデベロッパーの企業名だけでなく、ブランドを意識する人は増えています。価格が高くても普通のマンションとは大きな違いがあるからです。例えばPROUDであれば「製販管一体」といって用地の取得から製造、販売、管理に至るまで、すべて野村不動産がおこなっています。

これにより地域に合わせた柔軟なコンセプトの立案や、こまめな住民へのアフターフォローができるようになりました。住民が安心して暮らせるだけでなく、そこから得られた意見や要望を次のマンションに反映させることができるので、さらにブランドの価値を高められます。

マンションの資産価値はブランドのネームバリューがあるほど下がりにくいといわれています。それは人気の高さゆえに新築並みの価格でもすぐに買い手が見つかるからです。特にブランドの価値を大切にする企業ほど好意的なイメージを持たれています。これからはマンションもブランドで買う時代かもしれません。

ただしブランドによってはここまでコンセプトが明確ではなく、名ばかりの企業もあります。そのようなところは評判も今ひとつで資産価値の下落率も大きくなりがちです。ブランドマンションだからすべてが良いわけではないところは注意が必要です。 

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資産価値が下がらないマンションとは

生涯で最も高い買い物といわれるマンションでも、一生住み続けるとは限りません。いざ売る時に大きく資産価値が下がっているような物件は避けたいものです。

マンションの資産価値は購入時にほとんど決まると言われています。後で評価が変わって急騰することは滅多にありません。そのため物件選びで資産価値が下がらないマンション選びをするのが大事です。

特に重視したいのは「立地」です。これで9割方、資産価値が決まるといわれています。人気のエリアに位置し、駅から徒歩5分圏内で複数の路線が走っているなど交通の利便性があり、住環境も良く生活するのに便利なところは中古の販売価格が安定しています。

⇒新築マンションを選ぶ際に見たいエリア情報

最近のブランドマンションはこうした基本を押さえているのはもちろん、管理体制やメンテナンスなどのアフタフォローでさらに資産価値を高めています。

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資産価値が下がらないマンションブランドとは

もう1つ、資産価値の下落を大きく防ぐには適正な新築の価格で購入することです。新築物件の価格は土地代と建築費に企業側の利益を上乗せして決まるので、それが本当に適正とは限りません。そのような物件ほど売却した時の下落幅が大きくなります。

本当の適正価格は周辺の中古物件の価格相場から割り出せます。なぜなら新築物件でも購入した時点で中古になるからです。中古物件との差が少ない新築物件ほど適正価格といえるでしょう。

その中でもブランドマンションは資産価値が下がらないことで定評があります。一般的に首都圏では平均で年に2%、関西では7%ずつ資産価値は下がるものですが、ブランド力が高いマンションはむしろ高騰する傾向にあります。

特に「Livio」の新日鉄興和不動産、「パークマンション」の三井不動産、「ブランズ」の東急不動産が3強です。「メジャー7」と呼ばれる大手不動産のブランドも資産価値が下がらないマンションです。

もっとも同じブランドでもコンセプトが立地に合わず、ターゲットを絞れていなければ価格は軟調です。またこうした相場は時代を反映しており、立地よりもデザインや郊外であることが重視された過去もあります。こうした流行に左右されない安定性の見極めも大切です。

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まとめ

ブランドマンションは普通のマンションとは差別化したコンセプトやアフタフォローによって人気があり、資産価値も安定しているのが魅力です。ただしすべてのブランドの資産価値が安定しているわけではないので、周辺の中古相場と比較して適正な新築の価格を見極めてから購入したいものです。