【決定版】新築マンションの選び方

新築マンションを選ぶ際の重要ポイントとなる場所や費用。どこの場所にあるのか、またどれくらいの費用がかかるのかはよく比較検討して満足のいくマンション選びをしたいものです。ここでは、マンションの立地、間取り、設備、費用を考慮する際に助けとなるポイントをご紹介していきますので、マンション選びの参考にしてみてください。

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新築マンションこう選ぶと後悔しない

・立地条件の良いマンション選びには生活の利便性、交通の利便性、周辺環境をチェックすることが大切
・生活の快適さはマンションの間取り・設備で決まる
・新築マンションの購入の際には物件の費用以外の諸費用についても知っておこう

新築マンション選び~立地~

マンションの選び方でポイントになるのは幾つかありますが、その中でも重要になるのがマンションの建っている場所、つまり立地です。
生活の利便性、交通の利便性、周辺環境が良いかマンション周辺を歩いて確認しておくようにしましょう。

生活の利便性

生活の利便性が高いかどうかはマンションの近くに商業施設、公共施設、教育施設がどれほど整っているかによって決まっていきます。
スーパーやドラッグストア、コンビニなどの商業施設が整っていると買い物が便利ですし、市役所や警察署が近くにあると役所関係の手続きもしやすくなります。
また、子どもがいる場合は保育園や幼稚園、小中学校などの教育施設が近くにあるかも忘れずに確認しておきましょう。

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交通の利便性

通勤のために電車を利用している方であれば、マンションから駅までの距離、最寄りの駅から会社までの距離がどれほどあるかを確認しておきたいものです。
また、通勤に利用する電車の混雑率がどれほどかも事前にチェックしておくことも大切です。
車移動がメインの方であれば、マンションの前の道路や近くにある大通りの交通量がどれほどかも確認しておくとよいでしょう。
一般的な道路の交通量のピークは朝と夕方にありますので、その時間帯にマンション周辺の道路状況を見ることでどれほどの込み具合かを知ることができます。

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周辺環境

周辺環境も新築マンションの立地が良いかどうかを判断する大きなポイントのひとつになります。
周辺の治安が良いのか悪いのか、近くに交番もしくは警察署があるか、夜道の街灯が整備されているかなどは確実にチェックしておきましょう。
幹線道路や高速道路に面していると排気ガスの影響で洗濯物の外干しが難しくなる可能性が高くなりますし、騒音がうるさくて夏場でも窓を開けられないということもあります。
マンションの近くに公園がある場合はたまり場所となっていることもありますので、昼間だけでなく夜にもマンションの周辺を歩いてみて、どんな雰囲気なのかを確認しておくとよいでしょう。

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新築マンション選び~間取り~

間取りのバリエーションが1LDK~4LDKまであるマンションは少なくありませんそのため、どの間取りを選んだらよいのか頭を悩ます方も多いようです。
そこで、ここでは自分にあった間取りの選び方のポイントを紹介していきます。

間取りについての詳しいお話はこちら

家族数

家族数によっておすすめの間取りも変わってきます。
一般的に夫婦2人であれば1LDK、夫婦+子ども1人の3人家族であれば2LDK、4人家族であれば3LDK、5人家族以上であれば4LDKの間取りであれば狭さを感じることなく生活していくことができます。

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生活動線

間取りを決める際の選び方で大切になるのが生活動線です。
実際に住むことを想定して間取り図を見ながら家族それぞれの生活動線を確認してみましょう。
実際にモデルルーム見学に行き、そこで生活動線の確認をすることで住みやすいかどうかを体感することができます。

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収納スペース

玄関、リビング、キッチン、洗面室、各居室にどれほどの収納スペースがあるかをしっかりと確認しておきましょう。
例えば、玄関のシューズボックスであれば収納量が多いかどうか、ブーツなども収納できるように棚を可動させることができるかなど確認できます。
また、パントリーがあると食品をストックする場所が確保できるのでキッチンをキレイな状態に保ちやすくなりますのでパントリーの有無も確認しておきましょう。
キッチンの上に収納スペースが設置されている場合は、モデルルーム見学に行った際に実際に開け閉めしてみて使いやすいかどうか確認するようにしましょう。

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ベランダ

マンションによってはベランダに洗濯物を干すことが外観の美観を損なうという理由で禁止されていることもあります。
間取り図にベランダがある場合は洗濯物を干すことができるかどうか、干せない場合は浴室乾燥機などの設備があるかどうか確認しておくようにしましょう。

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新築マンション選び~設備~

新築マンションを購入する際に取り付けが可能かどうかチェックしておきたい設備が幾つかあります。
あると嬉しい設備として挙げられるのは、ディスポーザー、パントリー、食器洗い乾燥機、浴室乾燥機、照明器具、床暖房などです。

モデルハウスの詳しいお話はこちら

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ディスポーザー

シンクの排水口の下に設置されるもので、水を流しながら生ごみを粉砕してディスポーザー専用の排水管へ流してくれる機器です。
ディスポーザーを設置することでキッチンの悪臭や虫の発生を予防することができます。

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パントリー

常温保存の食品庫であるパントリー。
キッチンにパントリーがあることで食料品や消耗品をストックする場所が確保できるので、キッチンスペースをすっきりとさせておくことができます。

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食器洗い乾燥機

毎日の食器の片づけを楽にしてくれるのが食器洗い乾燥機。
食器を洗浄して乾燥までしてくれるので、一度使うと手放せないと考える方も少なくないようです。
食器洗いをしていた時間を他のことのために使える、手洗いよりも水道代が安く済むなどのメリットがあります。
ビルトインの食器洗い乾燥機であれば、キッチンの場所をより広く使うこともできますよ。

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浴室乾燥機

浴室についている乾燥機のことで新築マンションには標準で装備されていることが多くなってきています。
特にベランダで洗濯物を干すことが禁止されているタワーマンションなどでは浴室乾燥機が標準装備となっています。
浴室乾燥機があることには、雨の日が続いたときにも洗濯物を乾かすことができること、また洗濯機から出してすぐに干すことができるといったメリットがあります。

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照明器具

新築マンションを購入する際にはオプションでダウンライトを設置することができる場合もあります。
リビングやダイニングの照明をダウンライトにすることで室内をオシャレに演出することができますよ。

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床暖房

床暖房には室内全体を温めることができる、耐用年数が長い、室内が乾燥し過ぎないので肌にも優しいといったメリットが多くあります。
ただし、電気式床暖房の場合は電気代が高くなる設置に初期費用がかかることもあるので、メリットとデメリットを比較検討して決めていくようにしてください。

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新築マンション選び~費用~

新築マンションの購入にあたっては物件の費用だけでなく不動産取得に関わる費用、ローン契約に関わる費用などがかかってきます。
そのため、物件の費用以外に全体の金額がどれほどかかるか、支払いのスケジュールがどれほどになるかをはっきりと把握しておくことで新築マンションの選び方も変わってきます。
ここでは、新築マンションの購入で必要となる費用をまとめてみました。

新築マンションに関する費用に関するスケジュールのお話はこちら

不動産取得に関わる費用

不動産取得に関わる費用としては、新築マンションの購入申し込み時に不動産会社に支払う「申込証拠金」や売買契約時に売主に払う「手付金」があります。

また、不動産取得税(ファミリータイプの新築マンションは税額がゼロになるケースもある)、売主とかわす売買契約書に貼る印紙の形で納める印紙税、不動産の登記の際に払う登録免許税などもかかるという点を覚えておきましょう。

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ローン契約に関わる費用

ローン契約書に貼る印紙の形で納める印紙税、事務手数料・ローン保証料などのローン借入費用がローン契約に関わる費用としてかかってきます。

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その他の費用

新築マンションを購入する際に払う修繕積立基金
物件のあるエリアや広さによって変わってきますが、目安としては20万円~40万円です。

不動産取得に関わる費用やローン契約に関わる費用は、物件の購入代金やローンの契約金額によって変わってきます。
これらの諸費用の総額としては物件価格の3%~5%といわれています。
つまり3,000万円の新築マンションであれば90万円~150万円が諸費用として必要になるということです。

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まとめ

ここでは、マンションの場所や選び方について詳しく解説してきました。マンションの立地が良いかどうかは生活利便性、交通利便性、周辺環境によって決まってきます。また、マンションの間取りがどうなっているか、そんな設備が装備できるのかなども確認しておくことが大切です。そして、マンションの購入にあたっては物件価格の3%~5%の諸費用が必要になるということを覚えておきましょう。

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