東京で働く共働き夫婦が住む最適は駅徹底紹介

共働きの夫婦が住みたい駅付近に住居を探すことが多くなっています。仕事や家事、育児からライフワークバランスを考えるときにも、通勤・通学に必要な交通網は近いほうが便利で効率がいいです。今回は結婚から出産後、子どもの成長から老後まで、共働きの方々が住みたい駅はどういった場所なのかをまとめています。

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共働き夫婦に最適な駅とは

人生で大きなターニングポイントになる結婚は、男性にとっても女性にとっても大きな転機。拠点となる住まいは互いの通勤時間や求める環境によっても変化していきます。

年々共働き世帯が増加し、今までのような私鉄型郊外沿線上に住むことも時代にそぐわなくなっている今、JR型ステーションシティの開発もどんどん進んでいます。

現在でも人気はあるように思われていた鎌倉や二子玉川、自由が丘や下北沢などは、人気ランキングからも順位を下げはじめています。おしゃれで自由な絵になる暮らしより、現実的に共働き夫婦が働きやすく子育てしやすい場所へと変わり始めているのです。

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2人の通勤時間で住みたい駅を決める

子どものいない間は、互いの利便性を考慮するだけで住みたい駅を決めることもあるかもしれません。しかし今後、妊娠・出産の予定をしている夫婦には、もう少し先を見据えた住みたい駅探しが必要になってきます。

共働きの夫婦にとって通勤時間は、生活を効率的に稼働させる手段として重要です。妻が家事や育児をすることが多い家庭では、妻の通勤時間を短くするために会社・家・保育所などの間にどれだけ最短ルートを確保できるかが住みたい駅の人気に影響しています。

生活環境で住みたい駅を決める

それぞれの家庭によって生活環境にも違いがあります。例えば、共働きでどちらも残業が出てしまう忙しい家庭では、住みたい駅の近くに遅くまで営業しているスーパーや商店街があれば買い物が楽になります。週末を買い出しに費やすことなく休暇を楽しめるのも魅力でしょう。

また、毎日の時間や小銭の無駄使いを減らしたいので、週末まとめ買い派の方は車でも混雑なしで行けるショッピングモールが近くに欲しい!という方も。食品以外に必要な物も揃えることができて便利という方もいます。

どちらにせよ生活に必要な食品や消耗品、日用品、子どもがいるお宅では文具などが揃っている総合スーパーは共働きの住みたい駅に近いことが求められています。また、まとめ買いができてコストの安い業務用スーパーなども注目されています。

ライフステージごとに変わる

共働きの方が住みたい駅は、当然ながらライフステージによっても変化します。生活の優先順位や家族構成によっても、視点を変えて住みたい駅周辺をチェックしていくことが大切です。

【2人で暮らす】

共働きの夫婦が住みやすい駅は、仕事が遅くなっても24時間営業している商業施設や飲食店などがあると便利です。少し歩けば馴染みにできそうな商店街があるエリアも、仕事の疲れを癒してくれる街並みとして好む方も多いです。

また、徒歩圏内にカフェや趣味のお店があったりする場所を探す方もいます。朝のジョギングコースが近い、仕事帰りのジムの場所が近い、ゴミ出しの規則がうるさくないなど、自分たちの生活ペースが維持しやすい場所を「住みたい駅」周辺から見つけてみましょう。

【子育てしながら暮らす】

子育てしながら暮らす夫婦が住みやすい駅周辺に求めるものは、子育てしやすい環境がそろっていることです。子どもの成長と共にそれらには変化があります。

まず、どんな年代の子どもにも共通することは以下の通りです。

・自治体の子育て支援はどのようなものがあるか

・子ども医療費助成の期間

・小児科を含む診療科目の多めな病院はあるか(救急対応かどうか)

・保育園、小中高校までの距離

・周辺の治安の良さ

・災害時に避難できる場所の近さ

これらは、子どもが成長するまでの間にいつ何時でも欠かせない項目です。100%合致した住みやすい駅はないかもしれませんが、可能な限り夫婦の理想に近づけたいチェックポイントです。

就学前の小さな子どもを持つ共働きの夫婦なら、お散歩コースがあるか、遊びに行ける公園があるか、コミュニティはあるかなども気になりますね。また、保育園~学校は受験を検討するのかどうかによっても住みやすい駅は変わってきます。

また、通学路に空き家が多い、壁や塀の落書きが目立つ、といったものも住みやすい駅とは言いにくくなりますので事前の調査が必要になってきます。

【子育て終了後も見据えて暮らす】

共働き夫婦なら、子育て終了後に自分たちがどうするかといったところまで考えている方は多いでしょう。

・子育てが終了したら都市部からは離れて移住したい

・通勤時間が長くなってものんびり毎日を過ごしたい

・後々引っ越すなら、最初から持ち家にして通勤も通学も子どもと一緒に頑張る

マンションを購入するか、賃貸のまま暮らすのかも検討するようになります。また、老後は徒歩圏内に病院や商店街などがあることも考えることになります。年金や退職金だけで暮らしていくのに、バリバリ働けていた頃と同じ生活レベルで維持していける環境かどうかも考えなくてはいけません。

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新婚の共働き夫婦が住みたい駅

まだ新婚の共働き夫婦なら、子どもができる前に産休に充てられる生活費をしっかり貯蓄したり、二人の時間を有意義に過ごしたりしたいものです。残業も頑張って生活の基盤を作る時期でもあるでしょう。そんな新婚共働き夫婦にはどんな場所が人気なのでしょうか。

二人の時間がたくさんとれる駅

新婚夫婦ですから、二人の時間をなるべく充実させていける住みやすい駅の近くがいいですね。通勤で向かう方向が同じなら、なお一緒の時間が増えて楽しいもの・安全なものになり女性にとっても心強いかもしれません。

住みやすい駅を待ち合わせにして会社帰りに一緒に商店街やスーパーへ行くのもいいですね。今日あった出来事を話しながら通りを歩く幸せを叶えられそうです。下町の元気の良さも疲れを吹き飛ばしてくれそう。おすすめは町屋駅・戸越駅・中延駅です。

もちろん、住みたい駅までの距離は徒歩圏内が理想的です。健康の為にも理想よりも少し長めの距離まで範囲を広げてもよさそう。

また、通りに遅くまで営業しているお店があれば、明るい場所をあるくことができます。女性の一人歩きがあっても怖いと感じない適度な賑やかさもあっていいのかもしれません。

多忙な夫婦が住みたい駅

多忙な夫婦が住みたい駅には、時間に縛られず、生活に必要な物をすぐに調達できるお店が近くにあることです。24時間のスーパーなどがあって便利な駅には、夜遅くても帰宅途中の働き盛りの夫婦がたくさん見受けられます。

また、できる限りタイムロスをなくすため、かなり駅近で通勤がしやすい駅が人気です。通勤時間帯の発着電車本数が多いことや、会社までの時間も約10~15分以内は便利です。おすすめは中野駅・北千住駅・赤羽駅などがあります。

社畜になりかけたような疲れた状態が長引いて、コミュニケーションがうまくいかないといったことは避けたいもの。早く家について二人でリラックスできる状態が可能な場所を探す方もいます。

都心を味わえる駅

地方出身者が転勤のあるパートナーと結婚したら、短期的に都心へ住むことを余儀なくされる場合もあるでしょう。短期間と分かっていれば、利便性云々よりも短期間の都心の生活をおもいきり楽しんでしまうのもいいでしょう。

新宿駅・六本木駅・銀座駅・みなとみらい駅などがおすすめです。

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子育てする共働き夫婦が住みたい駅

共働きでも、前もって子供ができたときのことを考えて住みたい駅を探しておくことは、後々とても大きな安心材料になります。子どもができる前から住んでいれば、保育園までのルートや時間、入所競争率や学童保育の数など様々なものがみえてきます。

子育てがしやすい駅

子どもができれば、子ども中心に生活が変わっていきます。共働きでも就学前までは勤務時間を短縮して働かなければならない状況などもあるかもしれません。地域の子育てサポート事業が充実している自治体を探し、その地域の駅を拠点にすることも検討しましょう。

子育てに積極的で子育てしやすい街として人気の千葉県流山市の駅周辺や、教育熱心な千葉県浦安市、東京都品川区などもおすすめです。

編集部おすすめの街は品川駅からも近い大井町駅がおすすめです。

生活しやすい大井町の魅力紹介|街の魅力と子育てに役立つ情報が満載

子供が安心して暮らせる駅

子どもが安心して暮らせる駅には、近隣の交通量が少ないことや、教育施設までの間に死角になるような手狭さがないか、昼夜の街の雰囲気に変化はないか、などをチェックします。

共働きで子どもが鍵っ子になる過程では、近隣とのコミュニケーションが取れる場所かどうかや、住む場所のセキュリティも重要なチェックポイントになるでしょう。自分の動線上に交番がどのくらいあるのかもチェックしておきましょう。

保育園や学校が充実している駅

エリア内に待機児童の数がどのくらいいるのか、学校の数。教育サービスは充実しているかなども確認しておきましょう。小学校低学年までの間は、共働きで子育てすることの難易度が最も高くなっています。

子どもを預けられない限りは共働きさえ難しくなります。地域の保育情報には、子どもができる前からアンテナを張っておくことをおすすめします。

医療が充実している駅

医療施設の中でも小児科をもつ病院があるかどうか、また子ども医療費助成制度の対象年齢は何歳までかを確認します。特に医療費助成制度は、エリアによって中学校まで、高校までと期間も大きく異なります。直接医療機関の窓口で助成される場合もあれば、後から役所に提出して助成を受ける場合もあり、手間が大きく変わります。

生活費を予算内で購入できることが出来る駅

子どもの成長に合わせて出費(教育費・食費など)もどんどんかさんでいきます。節約できるところで財布を締めていかないと、後々自分たちが苦しむことに。住みたい駅には近くに業務用スーパーや格安な商店があるかも同時にチェックします。

これは都心や地方に関わらず、注目したい点です。同じものを購入しても〇千円という差額で節約できるお店は、意外と多いものです。予算をオーバーしないように常に家計管理も忘れずに。

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住みたい駅は人それぞれ違う

共働きの方が住みたい駅の条件などをお伝えしてきましたが、もちろんご紹介したものが全てではありません。

人気のある駅が住みたい駅とは限らない

多くの住宅・不動産情報や物件情報をもつ企業アンケートでは、様々な意見がみられます。多くの方が紹介したような住みたい駅を検討しているかもしれませんが、それが決してあなたにも合致する駅であるとはいえないのです。

人それぞれ勤務先や求める生活は違います。少し共働きに困難な状況の方が生活に潤いが持てる家庭もあるでしょう。また、忙しさを極めれば時間をお金で買うように職場からすぐ近くの駅近で見つけることも可能です。

実際に行ってみないとわからない

さらに、自分の足で出向いて周辺の環境や状況を把握することはとても大切です。住みたい駅から、住まい・会社・学校・医療施設・商業施設などがどのくらいなのか、誌面やweb上だけではない発見がたくさんあるはずです。一駅違うだけで雰囲気が全く違う場所もあります。昼夜で大きく雰囲気が変わることも。

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まとめ

共働きの夫婦が住みたい駅は、会社からの距離、教育機関・医療機関、商業施設からの距離、家からの距離、ライフステージの違い、家族に人数によっての違い、など様々なもので変化があります。生活の先を見据えたところに住みたい駅を設定して、共働きでもみんなで頑張れる、そんな場所を選びたいものですね。