新築低層マンションと高層マンションの比較

目次1 新築マンションのメリット2 新築マンション選び~低層マンションのメリット~2.1 住環境が良い2.2 生活利便性 … 続きを読む 新築低層マンションと高層マンションの比較

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新築マンションは、大きく低層マンション・中層マンション・高層マンションの3つのタイプに分けることができます。マンション購入を考えている方の中には、どのタイプのマンションを購入するか迷っているという方もいるのではないでしょうか?ここでは、それぞれのタイプのメリットを詳しく解説していきますので、新築マンション選びの参考にされてください。

新築マンションのメリット

仲介手数料がかからないので中古マンションよりも諸経費が安い
・最新設備が装備されているので、快適に生活できる
・長期保証がついているので安心!

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新築マンション選び~低層マンションのメリット~

低層マンションには住環境が良い、生活利便性が高い、販売価格が安いというメリットがあります。
それぞれのメリットを詳しくご紹介していきます。

住環境が良い

低層マンションの多くは第一種低層住居専用地域や都市計画によって建物の高さが10mまたは12mまでに制限されている地域に建てられています。
法的に高さ制限がある場所に建てられるため、将来的にも周辺に高い建物が建つという心配をする必要がありません。

また、周辺には一戸建てが立ち並んでいることが多く、落ち着いた住環境のなかで生活することができるというメリットもあります。

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生活利便性が高い

低層マンションは中層マンションの高層階や高層マンションの中層階以上に住んだ時と比べ、通勤時または外出時にエレベーター待ちをする必要がないほか、階段でも降りることができるというメリットがあります。

また、地震などの災害が発生した際にすぐに屋外に避難することができる、高層マンションに比べて室内の揺れ幅が少ないので被害を少なく抑えることができるといった利点もあります。

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販売価格が安い

人気エリアの住宅街に建つ一戸建ては高根の花で手が届かないとしても、同じエリアに建っている低層マンションであれば手が届くということもあります。
一戸建てに比べて低層マンションは分譲価格がかなり割安になります。

土地価格が高いエリアに住むとなると固定資産税が高額になるという心配がありますが、マンションであれば戸数あたりの土地の持ち分が少なくなるため土地に課せられる固定資産税も一戸建てに比べて安く抑えることができます。

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新築マンション選び~中層マンションのメリット~

中層マンションとは一般的に4階~10階建てのマンションを指します。
中層マンションには選択肢が豊富であること、ワンフロアの住戸が少ないこと、ムダな共有施設がないというメリットがあります。
それぞれのメリットを詳しくご紹介していきます。

選択肢が豊富

マンションの中で最も供給数が多いといわれているのが中層マンションで、様々なタイプから選ぶことができるという魅力があります。

ターミナル駅や利用者が多い駅の近くには高層マンションが立ち並んでいますが、少し駅から離れると中層マンションも多くあります。
駅前とはいかないまでも徒歩で駅に行くことができる立地に建っている中層マンションも多く見つけることができます。

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ワンフロアの住戸が少ない

中層マンションはワンフロアの住戸数が3~5戸と少なめなことが多いので角住戸に住める確率が高くなります。角住戸だと窓が多くなり、日当たりや風通しも良く快適に生活することができます。

また、ワンフロアの住戸数が少ないということは専用に近い感覚でエレベーターを使えるというメリットもあり、高層マンションなどで起こりがちなエレベーター渋滞で不便を感じるということもありません。

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ムダな共有施設がない

タワーマンションや大規模な高層マンションにはエントランスホールのロビー、ラウンジ、ゲストルーム、ジム、プールなどがあり、住む人にステータスを感じさせてくれます。
ただし、共有施設が充実しているということはそれだけ販売価格に上乗せされていたり、管理費や共益費が高くなっていたりする傾向があります。

多くの中層マンションでは、高層マンションにあるような共有施設がないため、管理費や共益費が安く抑えられるという利点があります。

共有施設を特に利用することがないという方は、中層マンションに絞って探してみると価格が安い割に立地の良いところにある物件を見つけることができるかもしれません。

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新築マンション選び~高層マンションのメリット~

10階建て以上ある高層マンションに住むメリットとして生活利便性が高い、共有施設が充実している、資産価値が高いといった点があります。
それぞれのメリットを詳しく紹介していきます。

生活利便性が高い

新築の高層マンションの多くは駅前の商業地域などに建てられることが多く、最寄りの駅まで徒歩でいって通勤・通学ができるという交通利便性の高さを感じることができます。

また、大規模な高層マンションの場合はスーパーやコンビニ、ドラッグストアも敷地内に併設されることもあるので仕事の帰りなどに買い物も楽に済ませることもできます。

高層マンションによっては各階に24時間利用可能なゴミステーションが設置されていることもあるので、家の中にゴミを溜めずに清潔にしておくことができるというのも魅力のひとつといえます。

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共用施設が充実している

大規模な高層マンションになると住民専用の温泉施設、屋内プール、医療施設などホテルに住んでいるかのような感覚にさせてくれる施設が併設されていることもあるようです。

もちろんすべての高層マンションに温泉施設や屋内プールなどが併設されているという訳ではありません。
とはいえ、エントランスホールのロビー、高層階にあるラウンジ、ゲストルーム、パーティールーム、宅配ボックスなど多くの高層マンションに設置されていて暮らしをより快適なものとしてくれます。

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資産価値が高い

タワーマンションといわれる20階建て以上の高層マンションで、駅前の商業地域に建っている物件は地域のランドマークとして認知されているため資産価値が長期間にわたって維持されることが期待されています。

ただし、将来的に賃貸に出すことや売却することを視野に入れているのであれば、マンションが建っている立地や共有施設についてもよく把握したうえで購入するかどうかを考えるようにしてください。

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まとめ

低層マンション・中層マンション・高層マンションにはそれぞれのメリットがあることを紹介してきました。どのタイプの新築マンションを購入するか迷っているなら、閑静な住宅街に住むことを考えているなら低層マンション、利便性を重視するなら駅前の商業地域に建つ高層マンション、その中間をとるのであれば中層マンションの購入を考えてみるようにおすすめします。

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